外壁塗装の工程と作業日数

足場を運んできたトラック

塗装にかかる日数は平均的な30坪くらいの大きさの家だった場合8~14日程度です。しかし、人数が少なくて作業が進まなかったり、現場によっての工程差によっては日数が伸びてしまう場合もあります。

現場によっては見積もり段階でどうしても見えなかった部分の外壁のヒビの補修作業やコーキングを打ち直す作業など細かい手作業で日数が伸びてしまう場合もあります。

天気にも左右される仕事なので、雨天の多い梅雨時や急な天気の変化が多い夏と秋は作業が伸びてしまうこともあります。

お住まいの補修箇所が少なく、何もトラブルがない現場だった場合は早く終わることもあります。

それではここから作業工程を書いていきますが作業工程はその建物により異なるので、基本の流れとそれに対しての注意ポイントやチェックポイントを書いていきます。

 

  • 足場掛け

足場は専門の業者や塗装業者が掛けます。建物の大きさにより掛け終る期間が違いますが、30坪ほどの平均的な家の場合半日~1日ほどで終わります。

  • 高圧洗浄

建物の塗る部分を高圧洗浄機で洗い流していきます。気を遣ってくれる業者は塗らない部分、基礎やコンクリートの床、塀などの建物周りもサービスで一緒に洗ってくれるので、もし汚れが気になっているようなら頼んでみましょう。

高圧洗浄は網戸がすぐに破れたり、水圧で窓が開いて水が入ってしまう恐れがあるので、戸締りはしっかり確認しましょう。おおよそ半日ほどでおわります。

  • 養生

養生は塗らない部分にビニールやテープを張っていく作業です。夏場だと窓が締め切りになってしまって暑いことがあります。器用な業者は窓の開け閉めできるように養生することも可能ですが、塗料の飛散などのリスクを考えて避けることも多いようです。養生はおおよそ1~2日ほどかかります。

  • 外壁下塗り・中塗り・上塗り

実際に外壁を塗っていきます。下塗り・上塗りの2工程になっていることもありますが、優良業者では下塗り・中塗り・上塗りの3工程が基本です。塗り重ねの多い方が艶も出て、塗装の持ちもよくなります。見積の段階で3工程未満の業者は論外です。

屋根塗装も行う場合はこの工程と同時進行です。この工程は3~4日ほどで終わります。

  • 養生剥がし・鉄部塗装

外壁・屋根塗装が終わったら養生を剥がし、鉄部の塗装をしていきます。これらの作業はおおよそ2~3日ほどで終わります。普段触る手すりなどの塗装をする場合は触らないよう気を付けましょう。

  • 清掃とタッチアップ

全ての塗装が終わったら、サッシにペンキが付いていないか、塗り残しはないかの最終点検を行います。これは足場があるうちにできる最終点検であるため、可能であれば、業者に頼み足場にのぼらせてもらいましょう。もし、のぼれないのなら窓から顔を出して確認しましょう。

  • 足場撤去

足場を解体していきます。掛けるときより解体のときは時間がかからないので、半日~1日で終わります。この時に下回りの掃き掃除なども行います。

以上で塗装工事終了です。保証がある場合は必ず保証書をもらってください。前述で記載した通り、日数はその建物の大きさや工程の数・業者の人数により変動することは頭に入れておいてください。

それでは外壁塗装をご検討の方は情報を集め、まだ考えていない方は家をこまめにチェックして、いつでもきれいで住みやすい建物を維持しましょう。

更に工事の内容・流れを詳しく知りたいという方は、街の外壁塗装やさん東東京店(https://www.tosouyasan13.net)までご相談ください。